不動産業ノウハウ
所有から共有へ:不動産業に求められるアイデア
ユーミンと井上陽水の過激な対談がネットで話題になっています。
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/yumiyori/20110805-OYT8T00743.htm
I もう、誰も音楽にお金なんか払わないですよ。連想するのはね、ブラジルで、欧米で作ったエイズの薬を使うには特許料を払わなきゃいけないんだけど、ブラジル政府は「目の前の貧しい人を助けるほうが先でしょう」と、特許を認めなかった話ね。確かに著作権なんて、西洋のある種の文化ですよね。絶対というわけでもない。
M 音楽にお金を払うこと自体が間違ってたのかもしれない。19世紀の頭頃に出版社ができ、楽譜というものを売り始めてね。
I もちろん、ある種の発展というのはあったんでしょうけど、「発展ってどうなの?」っていう時代に来てますからね。
(I:井上陽水、M:松任谷由実)
※ちなみに私は上記のような考え方に賛同しているわけではありません。
良い悪いはともかく、権利者側からこういう会話が出てくる時代になってしまったということです。
不動産業界で言えば賃貸か購入かという昔からのテーマに置き換えることができますが、踏み込んで言えば人生のある時期の、時間と空間をシェアするという考え方というかニーズが着実に育ってきているように感じます。
例えばある業務プロジェクトでは会社の枠を超えてアライアンスを含めたチームメンバーが寝泊まりもできる場所で共同作業を続ける。
または趣味、例えばガンプラ好きのやつらが集まる作業部屋。
ワイン愛好者がセラー付きのリビングにて夜な夜なボトルを空ける生活。
複数の世帯が共同で子育てをする暮らし。
それぞれ同好の士が集まることによって、それだけで大きなメリットが得られるというケースです。
従来もマンスリーやシェアハウス/SOHO向けシェアオフィスなどありましたが、不動産業はこのような新しいニーズに未だ対応できていないと思います。
なぜならば、物件ありきだからです。
彼らにとって重要なのは物件のハードスペックではなく、誰と集い、どう生活をするのかです。
以前からセミナーなどで申し上げているように、既にライフスタイルは多様化しつつあり、住まいの市場はニッチなニーズの集合体になってきています。

ところが、ある物件を「ガンプラ好き限定」とやったところで、その物件の収益は向上するかと言えばリスクの方が大きい。
とある不動産業者が短期間でガンプラ好きを集めてくるノウハウなんてありません。
だからなかなかニッチなニーズに対応できる物件が増えないのです。
かといって大がかりなリノベーションは物件の質を向上させるにせよ、イニシャルコストが膨大で収益性には疑問符の付くケースも多い。
であるなら。
物件そのもの(スペックや立地)にあまりこだわりのない、ガンプラ好きの方で先に集まってもらえば良いわけです。
それがこれ。
今は既に営業までこぎつけた、とんがったコンセプトを持つシェアハウスが多いようです。
私がこのサイトに期待しているのは、まだ物件は決まっていないけど強いニーズを持ったコンセプトが集まることです。
そして、既存の集客に苦労している物件とのマッチングにより収益性向上の一助になることです。
肝心なことはこのあたりのことに関して何のノウハウも持っていない、普通の不動産業者さん/オーナーさんへ貢献できることです。
そのためには運営スキームとノウハウを提供しなければなりません。
そこのところで私はcolishの中の人と打ち合わせを重ねています。
8/23のセミナーではもっと詳しく事例としてご説明させて頂きます。
お気軽にお問い合わせください!
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